業務で大量のデータを処理する、定期的に繰り返し処理が必要なとき
マクロやバッチなどで作業を自動化・効率化することができます。
OfficeのVBAはネットや本でも情報がたくさんあり、業務で利用している方も多いのではないでしょうか。
便利である一方、使い方によっては手間が増えたり、トラブルに繋がることもあります。
実際の業務で利用していて気づいた問題点、注意したい点について書いてみます。
・作成者しか中身を理解していない
マクロやプログラ厶が複雑である場合、本人以外は中身が理解できず、修正ができません。
(できたとしても多くの時間が必要になります)
・運用についてルールを明文化していない
変更履歴や変更してはいけない書式などを明記していないと、いつの間にか使えなくなることがあります。
・顧客環境で実行する場合の影響を考慮する
VBAなどは比較的簡単に作成実行が可能ですが、処理内容によっては顧客の環境に影響(リソースの圧迫等)を与える
場合があります。
最近、DX化の推進を取り組んでいる企業が増えてきました。個人の利用も含めて、自動化の目的や導入以前より本当に便利になっているのか、定期的に評価するようにしましょう。
個人的には、複数人で使用していくのであれば中身の説明や変更履歴、使用方法について共有、ルール化が必要だと思いますね。
そこまでするのは大変だし、面倒だなって場合、自分で管理し、他人と共有しない、ローカルで実行するといった使い方が無難だと思います。
今週もお疲れさまでした!